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休憩室(谷津川)
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谷津川とは



 ラムサール条約登録湿地に登録された谷津干潟には、東京湾へと通じる水路が2本通っております。
一本は高瀬川。そして、もう1本が弊社のすぐ前を流れる谷津川(谷津B水路)です。

 弊社が茜浜に移転してきた時はちょうど真夏で、川の水がかなり濁っておりました。
その時見た谷津川は「汚いドブ川」といった印象でした。しかし、数日後に全長1m以上のエイが5〜6匹の
群れで泳いでいるのを見て驚き、それから谷津川への見方が変わり関心を持つようになりました。

 谷津川は谷津干潟より上流に川がない為、潮の満ち干きで川の流れが逆転します。
干潮時には谷津干潟から東京湾に、満潮時には東京湾から干潟に向かって海水が流れます。
川幅は10数mくらいですが、特に水が澄んでいる時には様々な種類の生き物が観察できます。

 ここでは、弊社の前の谷津川で見かけた魚類を中心とする生き物について、参考までにご紹介したいと存じます。

谷津川画像
弊社の前から見た谷津川

谷津川で見かけた生き物
魚類 アカエイ
マルタ
マガレイ
ボラ
スズキ
サケ?
マハゼ
ウナギ  (※目撃したのは30〜40cm前後の個体を1回のみ)
クロダイ (※目撃したのは2回)
イシダイ (※目撃したのは幼魚を3回ほど)
クラゲの仲間 ミズクラゲ
アカクラゲ
カツオノエボシ
鳥類 ウミウ
アオサギ
カモメ (または ウミネコ)
カモの仲間


谷津川の生き物の画像 (弊社の前の水路で撮影しました)


アカエイ (Dasyatis akajei)
エイ目・アカエイ科

全長 1m

沿岸域から汽水域まで分布する卵胎生の魚です。浅い海の砂泥地等に生息し、底生生物等を捕食します。

また、尾の途中にある棘には強い毒があり、刺されると死に至る場合もあるので、大変危険です。

河口に下るエイ画像
アカエイは比較的海底付近を好んで泳ぐようですので、水の透明度が悪い時には谷津川の様な浅い水路でも、観察しづらい魚です。

(右の個体は全長70〜80cm前後でした。この時は珍しく水面下を遊泳しておりました。)
水面近くを泳ぐアカエイ
右のエイは2009年4月初旬に撮影したもので、全長90cm前後の堂々とした個体でした。この時は干潮時で水深は30cmもありませんでした。
アカエイ(90cm)画像

マルタ/マルタウグイ (Triblodon brandti)
コイ目・コイ科

全長 50cm前後

東京湾・富山湾以北の比較的大きな河川の流域に分布しております。
産卵は川の中流域で行いますが、成長するに従い海に下り、沿岸で生活するようになります。

写真は2009年10月初旬に見かけた15cm前後の2歳魚です。
マルタ15cm
同じく2009年の10月初旬に撮影したマルタです。
干潟に向かうマルタ


マガレイ/真鰈 (Pleuronectes herzensteini)
カレイ目・カレイ科

全長 40cm前後

浅い海の砂泥底等に生息し、ゴカイ等の底生生物を捕食します。

写真の個体は40cm前後で、2007年11月初旬に撮影しました。
カレイ画像
2009年12月初旬に撮影した全長20cm位の個体です。

カレイの体色は見事な保護色となっており、水底で静止している時や水の透明度が悪い時には見つける事が大変困難です。
カレイ画像 20cm
2009年の4月初旬に撮影したカレイの稚魚です。

全長4cm前後でしたが、もう成魚と同じ体形をし、体を水平に寝かせて泳いでおりました。
カレイの稚魚画像


ボラ/ 鯔 (Mugil cephalus)
ボラ目・ボラ科

全長 80cm以上

河口から汽水域まで生息する雑食性の魚です。砂泥底等の有機物や藻類を捕食します。谷津川では頻繁に潮の満ち干きに乗って移動する姿が見られます。

群れを成す事が多いですが、同程度の大きさの仲間同士で泳ぐ事を好むようです。
また、成長とともに名前が変わる出世魚としても有名です。
河口に下るボラ画像
2008年9月に撮影した35cm前後のボラの群れです。
水面で遊ぶボラ画像
2008年12月初旬に見かけた60cm前後のボラです。

この時は単独で、水面近くをゆっくりと河口に向かって下って行きました。
60cm前後のボラ


スズキ/鱸 (Lateolabrax japonicus)
スズキ目・スズキ科

全長 1m

海岸近くや河川下流域に生息する大型の肉食魚です。

成長とともに名前が変わる出世魚としても有名です。
冬場に産卵期を迎えます。

右の個体は50cmクラスです。
スズキ画像
右の2匹の画像も50cmクラスです。 戯れるスズキ画像
右の個体は56cmの「フッコ」サイズです。
弊社の社員がルアーで釣獲しました。
釣獲後のスズキ画像

サケ/鮭?(サケ科魚類の降海型
2009年11月4日に谷津川で見た60cm前後の魚です。

種類は不明です。

サケの遡上の時期ですので、個人的には多摩川等で放流されたサケが、迷子になったものではと思っています。

婚姻色と思われる赤い斑が
はっきり見えましたが、ピントの合わない画像しか撮影出来ませんでした。

サケ?画像


アカクラゲ (Chrysaora melanaster)
旗口クラゲ目・オキクラゲ科


触手の刺胞に毒を持ち、刺されると強い痛みを感じるそうですので、注意が必要です。

谷津川ではミズクラゲ以外の種類のクラゲはあまり見かけません。

写真の個体は2009年3月初旬に撮影しました。傘の直径は15cm前後でした。
アカクラゲ画像

ミズクラゲ (Aurelia aurita)
旗口クラゲ目・ミズクラゲ科

谷津川でよく見かけるクラゲです。

刺胞に毒を持ちますが、人が刺される事は稀なようです
ゆったりと幻想的に泳ぐ姿が好まれる為か、各地の水族館等での飼育例がいくつもあります。

写真の個体は2009年5月初旬に撮影しました。傘の直径は25cm前後でした。
ミズクラゲ画像


番外編/カモの仲間
2007年12月に撮影したカモの群れです。
(スズガモの若鳥かも知れませんが)
種類は不明です。
弊社にほど近い場所で数週間にわたり、
羽根を休めておりました。
カモの群れ画像
2008年11月に三羽で飛来したカモの画像です。
種類はオナガガモと思われます。
(左がオス、中央下側がメス、右はオスの若鳥です。)

30分位の時間、護岸沿いに餌を漁った後、谷津干潟がある方角へと飛び去って行きました。
オナガガモ(3羽)

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